【ストリートスナップ】季節の変わり目や気温差に対応。脱いでもおしゃれ見えが叶う「ジャケット」着こなし

太陽が出ている時間は暑いぐらいなのに、夜になると急に冷え込む……。そんな気温に差がある季節の変わり目こそ、取り入れたいのがスーツのジャケットスタイルです。今回は、海外ファッションニスタの着こなしを参考に、ジャケットを脱いでもおしゃれ見えが叶うスーツのスタイリングをお届けします。昼間はジャケットなしで、夜はジャケットありで、変化を楽しめるのも魅力です。

ジャケット脱いでも今っぽくて洒落感たっぷり

ミラノファッションウィーク中にキャッチしたのは、英国の雑誌「Tank」のファウンダーで、凛としたセットアップの着こなしにも定評があるキャロライン・イッサ。裾を絞ったジョガー風パンツで洒落気たっぷりなスーツスタイルを披露してくれた彼女。インナーにジップトップスや白Tを仕込むことで、ジャケットを脱いでも奥行きの出るように計算されたスタイリングはさすがです。さらに、存在感のあるパールとストーンのネックレスの重ねづけが上級。

ワンランク上の着映えを叶えるカラーコントラスト

春らしい軽やかなアイボリーのスーツを着こなしたのは、生粋のソーシャライトでコレクションスナップの常連でもあるオリヴィア・パレルモ。エレガントでありながら、ところどころに遊びを取り入れた着こなしを得意とする彼女。クリーミィーなカラーリングのスーツのインナーに鮮やかなオレンジを合わせることで、着映え力も格段にアップします。

ラフにスカーフを添えるだけでこなれ感を約束

春先から秋口まで使える軽やかなリネン素材のジャケットスタイルの彼女。インナーに仕込んだのは、オンでもオフでも活躍する定番の白シャツです。そこに、スカーフをプラスするだけで即、おしゃれ見えが叶います。全体の雰囲気に合わせてスカーフもルーズに添えるのがコツのようです。もちろんジャケットを脱いでも上級者な着こなしに。

インナーに仕込んだ肌見せトップスで女っぽ

ホワイトよりマイルドな色合いでデイリーにも取り入れやすいクリームカラーのスーツを着こなした彼女。リラックス感のあるサイジングが今っぽい雰囲気を約束してくれます。さらに、カッティングが施されたニットトップスをチョイスすることで、ジャケットを脱いでも垢抜けた雰囲気に。「女っぽさ」がキーワードとなる近年、さりげなく肌を露出できるトップスは重宝すること間違いなしです。

温度に合わせて着脱できるジャケットスタイルは温度差のある季節の変わり目に最適です。インナーに合わせるトップスや小物、アクセ使いで、ぐんと垢抜けること間違いなし。ジャケットを脱いでもおしゃれ見えが成立するテクニックを試してみてはいかが。

Senior Writer:H_aco

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