肌にうれしい!ヨーグルトに入れて食べるべき食材5選

腸活のために、毎朝ヨーグルトを食べているという方は多いですよね。腸内環境を整えるだけでも美肌効果は高まりますが、さらに、美肌効果を高めるヨーグルトと相性抜群の食材があるんです。

今回は、ヨーグルトと合わせると、お互いの美肌効果を高めることができる組み合わせを、看護師・薬膳師としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。

そもそもヨーグルトに美肌効果がある

ヨーグルトには、肌の代謝を助けるタンパク質が含まれています。また、ビタミンAやビタミンB12といった皮膚、粘膜の健康を保つ栄養素が豊富です。

また、ヨーグルトに含まれているビフィズス菌は腸内環境を整える効果がありますが、腸内環境が良い人ほど肌が美しいことが立証されており、ヨーグルトが美肌に良いことがわかります。

薬膳では、肌を潤す効果があると考えられており、乾燥肌の方にオススメすることが多いです。

ヨーグルトに入れるといい食材は?

【オリーブオイル】
違和感がありそう…と思われる方もいると思いますが、実はクセがなく美味しく食べられますので、ぜひ試していただきたいです。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は便通をスムーズにして、ヨーグルトの腸内環境を整える力をサポートします。

【きなこ】
腸内の善玉菌の働きを活発にするオリゴ糖に加え、食物繊維が豊富なことから腸内のお掃除効果がUPします。また、きなこの原料大豆は女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが豊富なため、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れを和らげる効果が期待できます。

【はちみつ】
はちみつもオリゴ糖が豊富なため、ヨーグルトと合わせることで腸内環境を整える力を高めますが、さらに嬉しいのが「肌を潤す力が高いこと」潤いのある肌は若々しい印象を与えますよね。砂糖よりも血糖値の上昇が緩やかなのも嬉しいポイントです。

【小麦ブラン】
ビタミン、亜鉛、マグネシウム、鉄分など女性に不足しがちなミネラルが豊富なので、体調を整える面でも効果的です。不溶性食物繊維が豊富で大腸まで達して腸の動きを助けてくれます。また、胃の中で水分を吸収するため、満腹感が得られることから、食べ過ぎを防ぐダイエット効果も期待できます。

【フルーツ】
フルーツも善玉菌の働きを高めるオリゴ糖が豊富です。フルーツ自体に肌を美しく保つビタミン類が豊富なので、ヨーグルトと合わせて食べる頻度が増えれば腸内環境が整うことと、美肌を生む栄養素が得られることで体の内側から美しい肌を生み出す力が高まることが期待できます。

効果を高めるコツ

美しい肌を生み出すためには、血の巡りが良いことも大切です。冷たい飲食物で胃が冷えると巡りが悪くなることもあります。実は、冷たいヨーグルトをとることで胃を冷やす可能性があります。

暑い季節は、傷まないように注意が必要ですが、ヨーグルトは冷蔵庫から出して30分ほど経過したやや常温に近い温度で食べたり、温かい飲み物やスープと共に食べるなど工夫をすると美肌効果が得られやすいですよ。

ヨーグルトを美味しくアレンジして、美肌も手に入れましょう。

■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中。Instagramは「@keiko89zen」。
編集/サンキュ!編集部

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