上海工業博物館、第1期コレクションの収蔵式が開催

上海工業博物館プロジェクトの第1期コレクションの収蔵式が4月30日午前、上海展覧センターで行われました。写真は「永久」ブランドの自転車。

上海工業博物館プロジェクトの第1期コレクションの収蔵式が4月30日午前、上海展覧センターで行われました。

上海市は、中国近代工業の発祥の地で、現代工業の集積地でもあります。工業発展の歴史やその成果を示し、工業の未来を展望する総合的な工業博物館は、すべての工業関係者の夢となっています。

第1期コレクションは、1882年に中国が独自に開発した初の電球である「亜」というブランドの白熱電球、中国自転車工業の独自設計と製造の出発点となった1955年製の「永久」ブランドの自転車、1970年代に広く人気を集めた「紅灯」ブランドの711型ラジオ、中国が初めて独自に開発した1万トン水圧プレス(原寸模型)など、70点余りの実物や写真資料で構成されています。上海工業博物館は、これらの貴重な工業コレクションを通じて、見学者をタイムスリップさせ、上海、ひいては中国の工業発展の歩みや工業文化の独特な魅力を体感させ、工業製造や技術革新への無限の情熱をかき立てる場となるでしょう。(提供/CRI)

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