ワンダーボーイ、イングランド代表監督にサカ外しを進言「私なら……」

写真:サカは公式戦45試合で19G14Aと活躍を見せているが…©Getty Images

元イングランド代表FWで、リヴァプールやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したマイケル・オーウェン氏が、オンラインギャンブル比較サイト『GAMBLING ZONE』のインタビューに応じ、UEFA EURO 2024に挑むイングランド代表の選手起用について言及した。

オーウェン氏は「私がギャレス・サウスゲイト(イングランド代表監督)だったら、調子のいい選手を起用する」と語り、その一例として「左サイドはアンソニー・ゴードン(ニューカッスル)を重視し、マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)にも出場機会を与える」とした。

そして「他のポジションも同様だ。今ならブカヨ・サカ(アーセナル)の代わりにコール・パーマー(チェルシー)を先発させる」と、右サイドは従来のレギュラーであるサカではなく、プレミアリーグで20ゴール9アシストと目下、絶好調のパーマーの先発起用を進言した。オーウェン氏はその理由について次のように語っている。

「現状の彼のフォームとクオリティーを無視するわけにはいかない。彼は年間最優秀選手やゴールデンブーツを獲得するかもしれない。だから今、私の中で彼はマストな存在なんだ。私なら彼を右サイドで先発起用する」

また、中盤から前線にかけての編成についても語っている。

「中盤は6番の位置(アンカー)にデクラン・ライス(アーセナル)、インサイドハーフにジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)とフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)。最前線はハリー・ケイン(バイエルン)だ。もしダブルボランチにするなら、ライスとコビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)を並べる」

オーウェン氏は「サカを外すのは簡単ではない」としつつ「フォーデンとパーマーがチームにいないなんて考えられない。。彼らは世界で3、4本の指に入るプレーヤーだ。彼らがチームにフィットするかどうか、という課題はあるが、明日が決勝なら、私はパーマーとフォーデンを先発させるよ」と断言した。

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