【お天気気象転結】ゴジラ都庁襲撃、子どもは『戦ってほしかった…』

文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしている。この記事では全文をご紹介。

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▼5月3日配信号 担当伊藤佳子

GW前半は関東でも今年初めての真夏日となり、気温が上がりましたね。
この土日は広く行楽日和となり、関東各地も夏日となりそうです。
この時期、まだ体が暑さに慣れていないので、熱中症対策・紫外線対策もしっかりなさってください。
小さなお子さんのいる家庭では、家族でお出かけという方も多いでしょう。
4月27日から始まった都庁舎プロジェクションマッピングの「ゴジラ」にも、子どもたちがたくさん来ていました。初日の来場者数はおよそ8100人。

このプロジェクションマッピングは、都庁第一本庁舎の壁一面を使ったもので、「最大の建築物への常設展示」としてはギネス世界記録に認定されています。無料で見ることができ、平日の夜は外国人観光客がほとんどですが、GW中は日本人の家族連れが多い!
見終わった後にインタビューしてみたのですが、子どもの正直な感想っておもしろいですよね。
「めっちゃよかったけど、メカゴジラが出てきて終わった、なんで終わったの?続きは?」
「ゴジラとメカゴジラに戦ってほしかった!」(なるほど…)
他「かっこよかった。ドキドキした」「短かった。もっと長く見たかった」というお子さんもいました。

▲こちらがメカゴジラ? 新たな対ゴジラ兵器「スーパーX2改」

2時間半前から待っていたという家族連れは「待ったかいがあった」「すごくきれいで、どうやって作ってるんだろう?」などおおむね好評でした。
私は土日・祝日「ゴジラ都庁襲撃」と交互に上映される15分の「TOKYO CONCERTO」
が予想以上に見ごたえがあると思いました。

「ゴジラ都庁襲撃」は、5月6日まで19時・20時・21時の3回、
5月11日(土)以降土日・祝日のみ19時30分、20時30分、21時30分に上映されます。
最新の上映予定などは、HPで確認なさってください。↓
TOKYO Night & Light – Tokyo Projection Mapping Project

プロジェクションマッピング自体は、東京の夜を彩る新たな観光資源として、今年2月から始まっています。23年度今年度合わせておよそ16億円の予算がかかるため、「税金の無駄遣い」という声もありますが、小池知事はおよそ18億円の経済波及効果があるとしています。
これまでの来場者数はおよそ10万人。近くを通った時に一度ご覧になってもいいかもしれません。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子

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