「致命的な失態を犯した」C大阪のインドネシア代表ハブナー、決勝点献上の痛恨ミスを母国メディアが報道! 韓国人指揮官も言及「なぜ間違ったのか理解できない」【U-23アジア杯】

インドネシアは現地時間5月2日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の3位決定戦でイラクと対戦。延長戦の末に1-2で敗れた。

インドネシアは19分、CKの流れからこぼれ球を拾ったイバル・ジェナーが強烈なミドルシュートを突き刺して先制に成功。しかし27分に失点し、前半のうちに追いつかれる。

1-1のまま延長戦に突入すると、96分に相手のロングボールをセレッソ大阪に所属するジャスティン・ハブナーが目測を誤ってクリアできず。そのままアリ・ジャシムに抜け出されて勝ち越し弾を許した。

【動画】ハブナーがまさかのミス! インドネシアの勝ち越し弾献上シーン
インドネシアメディア『CNN Indonesia』は、この痛恨のミスを「ハブナーが致命的な失態を犯した」との見出しで、「決勝弾は延長前半に生まれた。相手のロングボールをハブナーが適切に予測できなかった」と報じた。

また、インドネシアのシン・テヨン監督は試合後の会見で、決勝点を与えた場面の質問を受けると、「なぜジャスティンがあそこで間違ったのか理解できない。私にとっても疑問だ」と答えている。

一方で同メディアは、ハブナーのパフォーマンスについて「ハブナーはこのミスを除けば、120分間、集中力の高い守備を続け、懸命に相手の攻撃を封じていたように見えた」とも伝えている。

イラクに敗れたインドネシアは、パリ五輪出場を懸けてアフリカ予選4位のギニアとの大陸間プレーオフに臨む。68年ぶりのオリンピック出場を決められるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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