戦争の現実と平和について考える 5月3日の「憲法記念日」に「九条の会徳島」が講演会を開催【徳島】

(フリージャーナリスト 西谷文和さん)

「全くの民生施設でして、政治的にも軍事的にも関係ない場所。2週間前にここを空爆されて、この状態」

これは5月3日の「憲法記念日」、戦争の現実と平和について考えてもらおうと「九条の会徳島」が開いたものです。

徳島市のあわぎんホールで、大阪府在住で紛争地の取材を続けているフリージャーナリストの西谷文和さんが講演を行いました。

西谷さんはロシアによる軍事侵攻が続くウクライナや、戦闘が続くイスラエルとガザの近郊で、緊張の中で暮らす人々や傷ついた兵士、戦争に反対する市民の様子などを取材した映像を交えながら、平和の大切さを訴えました。

(フリージャーナリスト 西谷文和さん)

「15分に1回くらい戦車が打つんですよ。ガザから2kmですから届きますから、こっちで(イスラエルで)命が惜しんで泣いてて、向こうで(ガザで)殺して」

集まった約300人の人たちは講演に真剣に聞き入り、平和への思いを新たにしていました。

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