【サッカーJ1】アルビ・10人の劣勢 気持ちで押し込んだ高木の同点ゴール 広島と引き別け【新潟】

【資料】高木善朗選手 劇的同点ゴール

サッカー・明治安田J1リーグでアルビレックス新潟は3日、ホームでサンフレッチェ広島と対戦しました。終了直前、高木のゴールで引き分けました。

ゴールデンウイーク真っ只中。2万5千人を超えるサポーターが詰めかけたビッグスワンに、リーグ戦無敗を誇るサンフレッチェ広島を迎えてのホームゲーム。今季、開幕直後に新潟から広島に電撃移籍した新井が登場すると、アルビサポの容赦ないブーイングが浴びせられ、アナウンスがかき消される異様な雰囲気に包まれます。

試合は、序盤から広島ペース。なかなかペースをつかめないアルビは、前半30分過ぎ、早川のプレーにイエローカードが出され、さらにVARによって再判定はレッドカード。早川の退場で1人少ない状況となります。
何とかスコアレスで折り返したアルビ、広島の怒涛の攻撃を小島を中心に跳ね返し続けますが、後半25分。相手にコーナーキックを与えると、耐えきれずに失点。先制を許します。
このまま終了かと思われたアディショナルタイム。ダニーロ・ゴメスが右サイドを駆け上がり、クロスを送ると、クリアボールに合わせたのは高木でした。途中出場の高木の気持ちで押し込んだゴールで同点に追いつき、そのまま試合終了。
アルビは1人少ない状況から勝ち点1を勝ち取りました。

■高木善朗選手
「信じて最後まで走り込んでいった、みんなが繋いでくれたゴールだと思う。10人になってもみんなが勝ちに行くという強い意志を持って戦えた。この勢いに乗って神戸に挑みたい。」

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