「ロキ」トム・ヒドルストン、14年前の自分へ「直感を信じろ」 シーズン3の可能性にも言及

二人でロキポーズ! - 来日中のソフィア・ディ・マルティーノ&トム・ヒドルストン

マーベルドラマ「ロキ」で主人公ロキを演じたトム・ヒドルストンと、シルヴィ役を務めたソフィア・ディ・マルティーノが3日、ポップカルチャーの祭典「大阪コミコン2024」のマーベル・スペシャルアワー・ステージに出席。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でロキを14年間演じてきたトムは、ロキとして歩み始めた14年前の自分へかける言葉を明かした。(以下、ドラマのネタバレを一部含みます)

昨年12月の東京コミコンに続いて来日したトムは、「日本に来られることは、本当にワンダフルな気持ちです。日本に来ること、みなさんにお会いすることが大好きです。そして、みなさんの優しさに心を動かされます。みなさんがロキを愛してくださること、嬉しく思っています」とあいさつする。

事前にファンから募集した質問の中から、トムに「ロキを14年間演じてきたわけですが、今の自分から、ロキを演じ始めたばかりの頃の自分に何か伝えたいことはありますか?」という質問が投げかけられると、トムは「自分を信じろ、直感を信じろ。というメッセージを伝えたいと思います」と回答。「その直感が、長い道のりの中で、自分を守ってくれると伝えます。あとは、ロキが人生を変えるから、その心づもりをしておいてと言うでしょう」と続けた。

ロキの変異体・シルヴィ役を務めたソフィアは、MCU入り後の人生の変化を問われると「ここ(大阪コミコン)に来られたということが人生の変化です」と感慨深げに語る。「世界を旅して、ファンダムのみなさんにお会いできるのは本当に嬉しいことで、この機会に感謝しています。その他の部分ではできるだけ人生を変えないように、謙虚であり続けたいとも思っています」

シーズン2の最終話では、ロキの物語に一つの区切りが打たれた。MCUではマルチバース・サーガが拡大中で、「ロキ」にもシーズン3制作を求める声が後を絶たないが、トムは「私が知る限り、ロキは時の終わりの王座で、他の友人の人生を守る役割を果たしています。 どこかの人生、どこかのタイムラインで、兄(=ソー)を置いてきたはずです。それが私の知っている『ロキ』ロキの全てです」と言及。ソフィアも、シルヴィの今後について「私が知ってることは、全てトムが知っていること。それ以上のことはわからないので、ぜひトムに聞いてください」と笑顔で返した。

ステージには二人のほか、マーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキー、マーベルとのコラボが話題の8人組ダンス&ボーカルグループ「MAZZEL(マーゼル)」、「大阪コミコン2024」アンバサダーの斎藤工、メインMCの小田井涼平、オフィシャルサポーターの関根ささら、スーパーバイザーの杉山すぴ豊も登場した。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「大阪コミコン2024」は5月5日までインテックス大阪で開催中

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