「祖谷のかずら橋」「大歩危峡」「うだつの町並み」… GW後半 4連休初日の県西部観光地の様子は【徳島】

(仲宗根義典記者)

「三好市の『祖谷のかずら橋』です。きょうは晴天にも恵まれ、朝からたくさんの観光客で賑わっています」

徳島県三好市西祖谷山村にある「祖谷のかずら橋」は、ゴールデンウイーク前半の3連休で約6000人が訪れました。

2024年はじめに架け替え工事を終えたかずら橋、5月3日は水面からの高さが14mある橋の上を恐る恐る渡る子どもや外国人らの姿が見られました。

(橋を渡る観光客)

「こわい」

「ベルギーにこんな自然はあんまりありませんから、ワクワクしてる」

「ここのかずら橋がめっちゃ人気じゃないですか、そして友達も行きたいと言われて(来た)」

かずら橋周辺では祖谷の郷土料理「でこまわし」に舌鼓を打つ人の姿も見られました。

(でこまわしを食べる人)

「おいしい。ガイドさんにおすすめされたんです」

(店の人)

「でこまわしやね、一番人気やね。多いです、ゴールデンウイークは」

「去年よりは多いんちゃう?」

「多いと思います」

三好市山城町の大歩危峡では、約100匹の鯉のぼりが風になびいて子どもたちを楽しませていました。

(見に来た人)

「毎年来てて、今年も来れてよかったです」「僕、全部の鯉のぼりが好き」

「いっぱいあるよ、ソウタ」「楽しい?」「これが目的やから」「これを見て」

V字谷の渓谷を間近で見られる観光遊覧船も、人気を集めていました。

(遊覧船のスタッフ)

「はじめの方(GW前半)はあんまり多くなかったけど、きょうは朝から船がなくなるぐらいずっと出てます。(Q.うれしい?)そうですね、社長の方は嬉しいですね」

美馬市脇町の「うだつの町並み」では、この日「吉田家住宅」で書道とクリスタルボウル演奏によるパフォーマンスが行われ、訪れた人は非日常を感じるアートの世界に浸っていました。

(観光客)

「アンパンマン列車乗りに。子ども中心なんですけど、子どもが楽しんでたら、僕らも楽しいので良かったです」

「(Q.傘はどうした?)道の駅の方で貸し出ししてたので、借りてきました。(Q.着物は?)なんとなく。(Q.自前?)自前です。インスタグラムとか見てたら、きれいな街あるなと。(店員:すみません、クワトロフォルマッジになります)観光半分、食べ物半分みたいな」

新型コロナも落ち着き、賑わいがもどりつつある県西部の観光地。

ゴールデンウイーク後半は、さらなる人出が期待されます。

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