【西武】ドラ1武内夏暉が8回零封「投げやすかった」 ソフトバンク戦の連敗6でストップ

またも好投で2勝目を挙げた西武・武内夏暉

西武が3日のソフトバンク戦(ベルーナ)に1―0で勝利。同戦の連敗を6で止め、4月7日の日本ハム戦(エスコン)以来、19試合ぶりの連勝をマークした。今季の対戦7戦目、大型連休の本拠地カード初戦で宿敵ホークスとの不名誉記録を止めた。

虎の子の1点は6回一死満塁、中村のボテボテの三塁内野ゴロの間に入った。これをドラフト1位左腕・武内夏暉投手(22)が守り抜いた。

出塁させると厄介な1番・周東を3打数無安打にきっちり抑え、柳田、山川、近藤のクリーンアップを最速150キロの速球と110キロ台のカーブを駆使し、8打数無安打4三振と完璧に封じた。

8回100球、4安打無失点の好投でプロ2勝目を挙げ、防御率を1・55とした武内は「たくさんの声援が聞こえて投げやすかった。とにかくチームの勝利に貢献したいと思っていたので、その通りになってうれしい。完封? それは次回に持ち越しということで頑張ります。(5月反攻)絶対に行きます」と登板を振り返った。

最終回はアブレイユが中村晃、柳田、山川を二ゴロ、空振り三振、右直に打ち取り1―0の逃げ切り勝ち。ホークス戦の連敗を6で止めた。

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