太平洋戦争末期の沖縄戦で亡くなった旧日本陸軍特攻隊員の慰霊祭が3日、鹿児島県南九州市の知覧特攻平和観音堂前で営まれ、遺族代表が「命の尊さを語り継いでいく」と誓った。遺族ら630人が参列し、戦死した隊員1036人を追悼した。特攻機は主に九州・沖縄や台湾から出撃し、知覧基地からは最多の439人が死亡した。慰霊祭は今年で70回目。近年は全国の遺族らが集まりやすい時期を考え、5月3日に営んでいる。
【速報】鹿児島知覧で特攻戦死追悼の慰霊祭
- Published
- 2024/05/03 22:12 (JST)
