「人間に勝ち目はない」枕を占拠した猫に交渉するも…険しい展開に笑ってしまう

飼い主の枕はオレのもの、オレの枕もオレのもの

枕を占拠した猫ちゃん。飼い主が「交渉」するたびに表情を険しくしていたのに……?最後には気まぐれな反応を示す猫ちゃんが、Xで注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@6464prpr」さん。

当ポストには2024年4月18日時点で2400件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその実施費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

枕を独占する猫さんに、低姿勢で交渉した飼い主さん

『私の枕を占領しているネコリアンに「……あの、…すみませんが…」と声をかけるたびに表情が険しくなっていく……。諦めるか……』

そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。

そこに写っているのは1匹の猫ちゃん。白いボディが印象的な「ソウ」くんという男の子です。甘えん坊なソウくんはこの日、飼い主さんの枕を独占していました。

そんなソウくんにそっと声をかけ、返してもらおうと試みた飼い主さんでしたが……。

ソウくんの表情はどんどん険しくなっていくばかり。諦めることが頭をよぎります。しかしソウくんは、枕を返してくれたそうで……?

枕を返却してくれた後の結末にホッコリ

床の上に「ゴロン」。ヘソ天かな?

@6464prprさんはその後別のポストにて、ソウくんが枕を返してくれた旨を報告。その後、ソウくんは「こっちに来て遊べ」とお願いし始めたといいます。

床の上に「ゴロン」と寝そべり、お腹を見せてアピールするソウくん……!気まぐれな一面も愛らしさたっぷりで、思わず笑みがこぼれてしまいますね。

ピンクの肉球もたまりませんな。

ソウくんとのほほえましい一コマに癒された人は多いようで、ポストには多数の反響がありました。

コメント欄には「実に不愉快そう(笑)ご機嫌ななめでもなんでもかわいいなー」「ヒトに勝ち目はない……」「眉間にシワww」など、ホッコリした人のコメントが多く寄せられています。

私の枕を占領しているネコリアンに「……あの、…すみませんが…」と声をかけるたびに表情が険しくなっていく……。諦めるか…… pic.twitter.com/hj5vcbIOaN

— ジョーは犬&猫と共に古民家で暮らしている (@6464prpr) April 17, 2024

ペットの不妊・去勢手術の実施率は?どのくらいの費用がかかる

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。

猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている

【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む

  • 不妊・去勢の手術を受けている :78.8%
  • わからない:7.5%
  • 手術を受けていない:13.7%

【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041

  • 不妊・去勢の手術を受けている :55.3%
  • わからない:4.8%
  • 手術を受けていない:39.9%

調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。

不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差

続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。

日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。

  • <不妊手術> 猫去勢:1万2500円(中央値)
  • <不妊手術> 犬去勢:1万7500円(中央値)

個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。

不妊・去勢手術は、飼い主が責任をもって考えよう

犬や猫に、子供を産ませるつもりがない場合、また、もし生まれてきても、その小さな命に責任が持てない場合は、飼い主が不妊・去勢手術をすることが大切です。

また、子供が生まれたものの、もし飼うことができない場合は、新しい飼い主さんを見つけるなど、最後までその命に責任をもちましょう。

命ある動物の一生について、その面倒をみる覚悟が必要ですね。

ソウくんは「家中のパトロール」に勤しんでいる

さて、投稿のご紹介に戻ります。

投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――普段はどのような子ですか?

普段は家中をパトロールしています。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

一緒に暮らしている犬の通り道を、仰向けの姿勢で遮って邪魔している事があります。

――自慢のポイントは何ですか?

三色団子と同じ配色の毛色、肉球、瞳です。

――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?

一緒に暮らす犬とは甘えん坊な点だけが同じで、何もかもが正反対の「凸凹コンビ」ですが、仲良くまったりのんびり山暮らしをしております。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @6464prpr
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
  • 公益社団法人 日本獣医師会「小動物診療料金」

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