フリースケート 茨城・土浦で世界大会 5日まで、90人参加

フリースケートの世界大会で技を競う参加者=土浦市大和町

ローラースポーツの一種「フリースケート」の世界大会が3日、茨城県土浦市大和町の市役所前うらら大屋根広場で始まった。5日までの大会期間中、地元の中学生をはじめ、中国など4カ国・地域の選手約90人が6種目に出場する。

大会は今年で4回目。市内ボードメーカー「JMKRIDE」が誘致し、昨年から同市で開かれている。

フリースケートは米国発祥。独立した2枚のデッキに二つの車輪が付いたボード2枚を、足に固定せず乗りこなす。フィギュアスケートのような高速回転のほか、傾斜やレールを使ったジャンプ、ボードの入れ替えなどが見どころで、大会では技の難易度を競う。

この日は、相手と技を出し合って競い合う「スケートゲーム」が実施され、会場では大技が出るたびに来場者から歓声が上がっていた。

同社の嶋田巨樹(なおき)代表(51)は「土浦市からフリースケートをアピールして、さまざまな人に楽しんでもらいたい。将来はオリンピック種目にすることが目標」と意気込んだ。

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