地震で商いの場失った「輪島朝市」金沢で出張開催第2弾 前回より4店舗多い33店並ぶ

能登半島地震による大規模な火災で、商いの場を失った石川県の輪島朝市を支援しようと、大型連休に合わせて2回目の出張朝市が4日、金沢市で開かれました。

朝市の店主
「おいしい塩辛いかがですか~」

輪島市から100キロ近く離れた金沢市で開かれた「出張輪島朝市」。3月に開かれた前回より4店舗多い33の店が軒を並べ、伝統工芸品の輪島塗や海の幸などを求める大勢の買い物客が午前8時のオープンから詰めかけました。

海女・東野さくらさん
「(海に潜れないため)前に採った在庫をいま出してる。みんなに売って食べてほしい」
神奈川から訪れた親子
(子ども)
「さきいかの汁が口で広がって美味しいです。(きょうが)めっちゃ楽しみでした」
(親)
「子どもが1番この旅行を楽しみにしていました。」
(子ども)
「みんなのいつも通りの生活が戻ってほしいです」

今後は全国各地で、輪島朝市の出張開催も予定しているということです。

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