ライスが主将ウーデゴールのリーダーシップを絶賛「今まで見た中で最高の選手の1人」

写真:キックオフ前の円陣でチームメイトを鼓舞する姿が恒例となったウーデゴール

アーセナルのイングランド代表MFデクラン・ライスが、イギリス『TNT Sports』のインタビューを通じ、同チームのキャプテンを務めるマルティン・ウーデゴールのリーダーシップを絶賛した。

昨夏、ウェストハムからアーセナルに移籍したライスは、加入当初からチームに多大なる貢献をしている。かつて所属していたウェストハムでは、アームバンドを巻いていたこともあり、キャプテンの役割について理解のあるライス。ウーデゴールを「今まで見た中で最高の選手の1人」と評し、そのリーダーシップを称賛している。

「キャプテンとして最も重要なことは、全員から尊敬を集めることだが、彼はそれを持っている。彼が何か言うと、全員が耳を傾けるんだ。彼は大声で叫ぶようなタイプではないが、落ち着いた雰囲気がある」

「もう一ついい点は、ジョルジーニョ、トーマス・パーティ、ビッグ・ガビ(ガブリエウ)といった、ビッグマッチでプレーし、経験豊富な選手たちが周囲にいることだ。リーダーたちが優秀なグループをまとめていると感じる」

2022-23シーズンからキャプテンに就任したウーデゴールは、一部では疑問視されていたが、チームメートとミケル・アルテタ監督の信頼に応えてきた。ライスはかつてアーセナルでキャプテンを務めたレジェンドとウーデゴールを比較し、新しいタイプのキャプテンと感じているようだ。

「トニー・アダムスやパトリック・ヴィエラのようなパンチの効いたCBやMFを見れば、マルティン(ウーデゴール)はこの世とものとは思えない10番で、特別な選手だ」

「彼はこのクラブでプレーすることがどんなことか知っている。厳しい時期にアーセナルに来たがそれを乗り越え、ここ数年のプレミアリーグで最高の選手1人であることに間違いない」

最後にライスは白熱するタイトル争いに言及し、次のように続けた。

「本当に楽しんでいるし、1試合1試合を大切にして自分たちを表現しようと努めている。僕たちは順調に進んでいるし、残り3試合に集中するだけだ」

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