牛伏山を花木で彩り憩いの場に 群馬・高崎市

「みどりの日」の4日、高崎市南部の牛伏山では、花や草木で山を彩ろうと記念の植樹が行われました。

高崎市では牛伏山を花や草木で彩ることによって、ハイキングなどで訪れる人たちに四季を通じて山を楽しんでもらおうと今年度から「牛伏山を花で囲むプロジェクト」と銘打ち 5年かけ事業を進めていく計画です。

4日は、プロジェクトの第一弾として、自然に親しみその恵みに感謝する「みどりの日」にあわせ地域住民なども参加して記念の式典が行われました。

高崎市の富岡市長は、「美しい自然は観光振興はもとより吉井地域のイメージアップにつながります」とあいさつしました。

このあと市長と地元・入野小学校の児童2人がシダレザクラの記念植樹を行い事業の開始を祝いました。

牛伏山には、年間約4万人のハイキング客が訪れていて、遊歩道の入り口にあたる赤谷公園付近は、サクラやアジサイが楽しめるスポットとして知られています。

市では、今後、公園を中心とした約2万平方メートルにモミジやハナモモなどの樹木1500本と2万5000本の花々を植え、四季を通じて散策を楽しめるよう整備する方針です。

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