元特攻隊員の資料館閉館へ 管理難しく展示品は神社に

太平洋戦争で亡くなった特攻隊員の遺品などを展示する大分市の「予科練資料館」が8月に閉館する。元特攻隊員の川野喜一さんが1988年に自宅を改修して開館。2021年に95歳で死去した後は、収蔵品の管理継続が難しくなっていた。一部は大分県護国神社で展示し、平和の尊さを伝え続ける。

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