中国新疆ウイグル自治区で浚渫・農地造成プロジェクトが進行

中国新疆ウイグル自治区で浚渫・農地造成プロジェクトが進行

4月24日、カルピン県に広がる「浚渫・農地造成プロジェクト」の試験田。(カルピン=新華社記者/靳博文)

 【新華社ウルムチ5月4日】中国新疆ウイグル自治区アクス地区柯坪(カルピン)県では、浚渫(しゅんせつ)による農地造成プロジェクトが進行している。プロジェクトは2022年5月にスタート、県内の蘇巴什(スバシ)ダムに堆積したシルト(沈泥)を除去し、付近の乾燥地帯に運んで農地建設に用いる。

中国新疆ウイグル自治区で浚渫・農地造成プロジェクトが進行

4月24日、「浚渫・農地造成プロジェクト」が進められている乾燥地帯をブルドーザーで整地する作業員。(カルピン=新華社記者/靳博文)

 24年4月時点で除去したシルトは累計30万立方メートル超に上り、ダムの土砂堆積問題を効果的に解決し、貯水容量を回復させた。

 プロジェクト完成後は、県内に高規格農地1万ムー(約667ヘクタール)が増加する見込みで、食糧栽培面積の拡大と乾燥地帯の有効利用の両立が実現する。

中国新疆ウイグル自治区で浚渫・農地造成プロジェクトが進行

4月24日、「浚渫・農地造成プロジェクト」が進められている乾燥地帯をブルドーザーで整地する作業員。(カルピン=新華社記者/靳博文)

中国新疆ウイグル自治区で浚渫・農地造成プロジェクトが進行

4月24日、「浚渫・農地造成プロジェクト」のかんがい施設を設置する作業員。(カルピン=新華社記者/靳博文)

中国新疆ウイグル自治区で浚渫・農地造成プロジェクトが進行

4月24日、カルピン県に広がる「浚渫・農地造成プロジェクト」の試験田。(カルピン=新華社記者/靳博文)

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