「丁寧に酒に仕上げていきたい」酒米の田植え 宮城・大崎市の酒造会社

宮城県大崎市の酒造会社で、酒造りに使う米の田植えが始まりました。

大崎市の「一ノ蔵」では、2005年から自社で米作りを行っています。

「酒で田植え機を清めたいと思います」

4日は御新酒を田植え機にかけ、安全と豊作を祈った後、社員3人が早生品種の酒米「やまのしずく」を植えていきました。

今年は春先に気温の高い日が続き、昼夜の気温変化も大きかったということですが、温度管理に気を配り、良い苗に育ちました。

【一ノ蔵 鈴木整社長】

「しっかりと充実した、実の入った米粒にできあがって、それを丁寧に酒に仕上げていきたい」

この田んぼで育てられた稲は、9月に刈り取られ、酒の原料になります。

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