【U-23】決勝点アシストの荒木遼太郎 脳振とうで心配の声「後から悪化は怖い」

殊勲の活躍を見せたFW荒木遼太郎だが…

脳振とうと診断されたU-23日本代表のFW荒木遼太郎(22=FC東京)に心配の声が上がっている。

荒木は3日に行われたパリ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップ(カタール)決勝ウズベキスタン戦で、0―0の後半17分から出場すると、同31分ころに裏へ抜け出すと、エリア外に飛び出してきた相手GKと交錯。顔面から落下し、ピッチに顔を打ちつけた。

しばらく起き上がれなかったが、その後は出場を続行。後半アディショナルタイムには、MF山田楓喜(東京V)の決勝点をアシストしたものの、試合終了間際に担架で運ばれ、ピッチから出ていた。表彰式には出席せずに、病院へ行き、脳振とうと診断された。チームとは別に帰国することになった。

ネット上には「ダメージが心配です」「アシストは素晴らしかったけど、後から悪化したのは怖い」「今後の復帰には慎重にならないと」などの声が上がり、「選手は出られると言うだろうけど、直後に交代させてもよかったんじゃないか」との指摘も見られた。

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