マンU指揮官、バルセロナMFの獲得に動いていたことを認める「必要だった」

フレンキー・デ・ヨング 写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)を率いるエリック・テン・ハグ監督が、バルセロナ(スペイン1部)に所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得に動いていたことを認めた。イギリス『90min』が伝えた。

2019年夏にアヤックス(オランダ1部)からバルセロナへ活躍の場を移したデ・ヨングは、卓越したボールコントロールに正確無比なキック精度を武器に初年度からレギュラーに定着。昨季はクラブのラ・リーガ制覇に貢献すると、今季はここまで公式戦30試合に出場して2ゴールを記録している。

そんなデ・ヨングにはアヤックス時代の恩師であるテン・ハグ監督が引き抜きを熱望。2022年夏にユナイテッドがオランダ代表MFの獲得に動いたものの、選手本人がバルセロナ残留を希望したことから移籍は実現することはなかった。

そのなかで、テン・ハグ監督はデ・ヨングの獲得に動いていたことについて、ブラジル代表MFカゼミーロの完璧なパートナーになると考えていた模様。「フレンキー・デ・ヨングとカゼミーロの相性はとても良い。デ・ヨングとカゼミーロはお互いを補完していたはずだ。アヤックス時代のスタイルでプレーするにはそういう選手が必要なんだ」とコメントしている。

また、オランダ人指揮官はここ近年で苦戦している状況に関して「このクラブに傑出した選手がいるのは期待値がとても高いからだ。マンチェスター・ユナイテッドは世界でも2、3位を争うビッグクラブでファンの数も多い」とも語っている。

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