ライアン・ゴズリング、今後は闇のある役を拒否する方針!新作ではスタントマン役も火だるまNGに

カナダ人俳優ライアン・ゴズリングは家族のために、今後は暗い役柄を受けないつもりだという。パートナーのエヴァ・メンデスとの間に9歳と8歳の2人の娘がいるライアンは、「ドライヴ」(2011年)や「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」(12年)などのクライム映画でヘビーな役を演じてきたものの、今後は「バービー」のようなコメディ映画に切り替えるつもりだと明かした。

ライアンはWSJマガジン誌の6/7月号のインタビューでこう話している。「僕をある種の暗い場所に連れてゆく役柄は受けないんだ」「今は、自宅での部屋の空気を読んで、(自分や家族にとって)何がベストなのかを見定めようとしていると感じている」「僕の決断は、(エヴァと)決めていて、僕たちは家族のことを第一に考えて決めるんだ」

そして作品のタイプを変えたことに関しては「『ラ・ラ・ランド』が最初だったと思う」「『家族にとって楽しいものになるだろう。家族はセットに来ないものの、僕たちはピアノを毎日練習しているし、踊ったり、歌ったりしているから』って感じだったんだ」と続けた。また、今年のアカデミー賞で助演男優賞にノミネートされた「バービー」については、「その話が出てきた時には、(娘たちは)すでにiPadでバービーの小さな映画を作っていたから、僕も仕事で1つ作ることになって、ただ足並みが揃ったなって僕たちは感じていたよ」と続けた。

ライアンは、「ブルーバレンタイン」(10年)ではアルコール中毒ぎみの夫、「オンリー・ゴッド」(13年)ではボクシングクラブを経営する裏で麻薬の密売に関わる男といった役柄を演じている。

そんなライアンは、最新作「フォールガイ」でスタントマンのコルト役を演じているが、娘たちに心配されたそうで「僕の子供たちは僕に火が付くことを望んでいなかったんだ」「『実際には、保護するものを沢山使うから、どちらかというと安全な方なんだよ』って言ったんだけね」「『火は絶対ダメ』って言われたから、それはやらなかったよ」と説明した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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