J2水戸、浜崎芳己監督を解任 降格圏転落 「責任感じる」【更新】

解任が発表されたJ2水戸の浜崎芳己監督

J2水戸は4日、浜崎芳己監督(49)を解任したと発表した。今季リーグ戦は2勝6分け5敗と低迷。3日の第13節で敗れ、降格圏の19位まで転落していた。後任は森直樹ディベロップメントコーチ(46)が務める見込みで、6日の熊本戦から暫定的に指揮を執る。

浜崎氏は2021年にヘッドコーチとして入閣。22年限りで退任した秋葉忠宏監督(現清水監督)からバトンを受け取り、23年を17位で終えた。

2年目の今季は「J1昇格」を掲げながら、開幕戦勝利後から9試合勝ちなしとつまずいた。ここまで10得点はリーグ18位。平均年齢約24歳と若いチームをまとめ上げるに至れなかった。

監督解任に踏み切った西村卓朗ゼネラルマネジャー(GM)は「19位という事態を重く受け止めている。状況を好転させるために監督を代えることが最善と判断した」と説明した。

クラブを通じ、浜崎氏は「現状の成績に関して、申し訳ない思い。監督という立場でクラブを推し進められなかったことに責任を感じている」とコメントした。

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