U-23日本代表、パリオリンピックで「背番号10」を背負いうる3人

8大会連続でオリンピック出場を決めたU-23日本代表。

今大会は予選突破困難という見方もあったが、アジア最終予選を兼ねたU23アジアカップでたくましい戦いを見せてくれた。

ここでは、本大会で背番号10をつけるかもしれない選手を考えてみた。

鈴木唯人

所属:ブレンビー(デンマーク)
2001年10月25日生まれ

欧州で覚醒すると得点に絡む活躍を続け、リヴァプールやマンチェスター・シティも熱視線を送る22歳のアタッカー。デンマークリーグでも類稀と評価されるように天性のセンスを持つ。

欧州でプレーしているためU23アジアカップには招集されなかったが、本来の10番は彼だ。2023年11月にアルゼンチン相手に2ゴールを叩き出して、5-2の勝利に貢献した際もU-23日本代表の10番をつけた。

プレーやポジション的にも間違いなく10番にふさわしいはず。なお、ブレンビーでは28番(2と8を足すと10)。

松木玖生

所属:FC東京
2003年4月30日生まれ

青森山田高校で10番を背負うと、Jリーグでも堂々たるプレーを見せつけている規格外のレフティ。

世代としてはまだ若いが、U-23日本代表の大岩剛監督からの信頼は厚い。プレーだけでなくメンタル面でも頼りになる彼に新世代の象徴的存在として10番を与えるのもありかもしれない。

FC東京で背負う7番は「高校生の時につけていた番号」として思い入れもありそうだが。なお、U-23では16番や17番をつけてきた。

久保建英

所属:レアル・ソシエダ
2001年6月4日生まれ

もはや日本のみならず世界のクボといえる存在になった天才。

2019年に弱冠18歳でフル代表にデビューすると、2021年の東京五輪には20歳で出場した。新型コロナウイルスの影響で1年延期された大会は24歳以下の選手たちで編成され、久保は7番を着用(10番は堂安律)。

もはや別格扱いのため今大会の予選には全く絡んでないが、2大会連続の本戦出場となれば、10番を託されてもおかしくない。ただ、冬には日本代表としてアジアカップに参戦しただけに五輪出場は難しいかもしれないが。

「背番号10をやめた」10人のスター

なお、クラブでは10番をつけたことはなく、意外にもそれほど馴染みがある番号ではない。

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