【マリーゴールド】林下詩美 ノア初参戦で刺激的〝再会〟「私から見ても彩羽匠はかっこいい」

初参戦のノアマットを満喫した林下詩美

女子プロレス新団体「マリーゴールド」の林下詩美(25)が、初の方舟マットで躍動した。

ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)でジュリア、MIRAI、桜井麻衣と組み、愚零闘咲夜(グレート・サクヤ)&彩羽匠&高瀬みゆき&野崎渚と激突。試合ではスターダムのワールド王者時代に対戦した彩羽と約2年半ぶりにリング上で再会を果たし、互いの力を確かめ合った。最後は自軍のジュリアが野崎をノーザンライトボムで沈め、3カウントを奪った。

旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)に向けた初陣を勝利で飾った詩美は「マリーゴールドに来た理由は、いろんな人と試合したいっていう思いがあったから。今日はその夢への第一歩でした。そんな大会で勝利できて、私にとってもマリーゴールドにとっても、いい弾みになったんじゃないんですかね」と笑顔を見せた。

特に彩羽との再会は、新たな道を選んだ詩美には刺激的だった。「私もかっこいいけど、私から見ても彩羽匠はかっこいい。久しぶりに戦えて楽しかった。お互いこの数年で進化したと思うので、また改めて試合したい」とシングルマッチを熱望した。

さらに念願の初参戦がかなった方舟マットについて「ファンの時に家族でよくノアを見に行ってたので、『まさか自分がノアのリングに立つ日が来るなんて!』とうれしかった。またチャンスがあるなら何回でも上がりたい」と目を輝かせた。

女子プロレス界の逸材が新境地開拓へ突き進む。

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