フードスタイリスト黒木優子さんのお取り寄せ【高原の自然のめぐみ】 開田高原のとうもろこしとマルカメ果樹園のシードル

おいしいものを知り尽くして、食べ尽くしている料理のプロの方々が、自らお取り寄せをしているものは何? そんなお取り寄せを私も食べてみたい!という想いをかなえるこの企画。今回から3回にわたりお気に入りを教えてくださるのは、フードスタイリストの黒木優子さんです。数えきれないほどの料理撮影の経験で培われた黒木さんのおいしいものアンテナ。そのアンテナでキャッチされたお取り寄せ情報をたくさん紹介していただきましょう。

監修者
フードスタイリスト 黒木優子

さまざまなメディアでのスタイリングを始め、食まわりの仕事に広く携わり、料理教室も不定期で開催。最近では月刊誌「ゆうゆう」(主婦の友社)の料理ページのスタイリングや『極狭キッチンで絶品!自炊ごはん』(新星出版社)のスタイリングを担当。

開田高原彩菜館「開田高原産とうもろこし」

「その甘さをたとえるなら、まるで梨のよう」とまで言われる圧倒的においしいとうもろこし。10本入¥2,800・20本入¥5,600(税込/送料別)

長野県の南西部、御嶽山の麓にある開田高原は、標高1,100〜1,300mの高地に広がる木曽馬とそばで有名な場所。

黒木さんは、5年前の夏休みの旅行で訪れたのがきっかけでこのとうもろこしを召し上がり、ひとくちでとりこになったそう。

「宿泊した宿で朝採りのとうもろこしをお土産に買って持ち帰り、その日に自宅で食べたのが初めてです。あまりに美味しかったので、取り寄せられないか調べて、このサイトを見つけました」

このサイトとは、開田高原の特産品を全国へお届けするファーマーズマーケット「彩菜館」のオンラインショップです。
地元でとれるとうもろこしを始め、そばに漬物などを購入することができます。

黒木さんは、このサイトを見つけるなりさっそく注文し、仕事の現場へ持参しておみやげに配ったそうです。
おいしいものを見つけると、誰かにすすめたくなるものですよね。

「高原育ちのとうもろこしは、日中と朝晩の寒暖差によって糖度が増すのだそうで、本当に甘くておいしくて。皮を全部むかずにラップで包みレンチン蒸しかせいろ蒸しにすると、ジューシーで甘みたっぷりで、おいしくいただけます。とうもろこしご飯にしてもいいですね」

ショップの方によると「レンジで蒸す場合、一番内側の皮を残して蒸す or 皮を全部剥いてラップに包んで蒸すのどちらかで良いと思います」とのこと。

黒木さんは、毎年夏場には欠かさず取り寄せて、ご家族やご近所へも贈り物にされているとか。

ただし、このとうもろこしは販売期間が8月中旬〜9月上旬の期間のみということで、今年食べてみたい!という方はカレンダーにぜひメモしておいてください。

お取り寄せはこちら
開田高原彩菜館
https://kaidakougen.jp
※注文方法
上記サイトより注文。

マルカメ果樹園の「MARUKAME CIDER 低アルコールタイプ甘口」

最高の条件のもとで育てたりんごで作った低アルコールタイプのシードル。りんご本来の爽やかな香りと新鮮な果実感が最大限に引き出されています。750ml/2180円(税込・送料別)。

黒木さんが主宰する料理教室で、みんなで飲むための国産シードルを各地から取り寄せした中、特に気に入ったものがこの「MARUKAME CIDER低アルコールタイプ 甘口」。

アルコール度数が3%と一般のビールよりも控えめで、昼間に飲むのにぴったり。
お酒の弱い人でも飲みやすく、和、中、洋、エスニックと色々な料理に合うところが決め手だったそう。

このりんごの発泡酒/シードルを作っているのはマルカメ醸造所。前述のとうもろこしと同じく、長野県にある会社です。

標高650mという高地で果樹栽培に取り組み、高原の寒暖差の大きさ、河岸段丘に降り注ぐ豊富な日射量、綺麗な空気と水という自然のめぐみを、おいしいりんご作りに活かしています。

「そのおいしいりんごからできるお酒、フルーティーな香りとりんごの甘みと酸味のバランスがよく、スイスイ飲めてしまいますね。

ホームパーティーなどに持参するときは、前もって冷やしておいて、ル・クルーゼの保冷カバーに入れて行くとすぐに飲めるので喜ばれますよ」
と、お酒まわりの小物についてもアドバイスをいただきました。

お取り寄せはこちら
マルカメ果樹園
https://marukame.shop/
※注文方法
上記のサイトより注文。

※記載されている情報は2024年5月のものです。


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