俳優で歌手の中村雅俊さん、女優でタレントの榊原郁恵さん、小川菜摘さんが『ボクらの時代』で鼎談しました。
2022年11月に亡くなった榊原さんの夫・渡辺徹さんにとって中村さんは文学座の先輩、小川さんは文学座の同期。
家族ぐるみの付き合いがあるという3人が、それぞれの夫婦関係について語りました。
中村雅俊、妻とのケンカは「よくありました」
人気絶頂の26歳のときに結婚した中村さん。
榊原さんから「(今まで夫婦で)ケンカもなかったですか?」と質問されると「ケンカはよくありました(笑)」と即答しました。
「今でこそお互い年をとったので(あまりケンカをしなくなったけど)若いときは本当によくケンカをしていましたね」と、昔は夫婦ゲンカをよくしていたことを明かしました。
そんな中村さんの話に榊原さんは「夫婦のケンカって、話すと“しょうもないこと”なんですよね(笑)」と言うと、中村さんは「本当だよね」と笑いました。
榊原郁恵、夫・渡辺徹さんの“赤いウインナー事件”を語る
“しょうもないこと”と言った榊原さんに小川さんから「郁恵さんのところも“しょうもないこと”で…ね?(笑)」と振られると、榊原さんは「『赤いウインナーが俺は食べたかったんだ』って言ってね(笑)」と、夫・渡辺徹さんとの“赤いウインナー”のケンカ事件を明かしました。
榊原さんは「私は粗びきウインナーとかを結構出していたんですけど、その度に(夫は)『俺は赤いウインナーが好きなんだよな』と言っていたんですけど、私は聞き流していたんですよ。
そうしたら『俺は赤いウインナーが好きなんだ!』と言って、家を出て行っちゃったんですよ」と、テーブルを叩いて出て行く当時の渡辺さんの様子を再現しながら語ると、中村さんも小川さんも大笑い。
続けて「これね、ウソじゃなくて本当に家を出て行ったんですよ。
どうしたのかなと思ってふと庭をみたら、庭の奥の方に子供用の小さいブランコがあったんですけど、それにギュウと入ってこいでいた」と明かすと、小川さんは「マジで!?(笑)」とさらに爆笑。
「そのうちにやっぱりお腹空いちゃったらしくて、『俺、何であんなこと言ったんだろうな…』って言いながら、粗びきウインナーをパキパキ食べていた」と渡辺さんのモノマネをしながら解説。
中村さんも「ドラマのワンシーンみたいだね(笑)」と、渡辺徹さんの“おもしろエピソード”に笑いが止まりませんでした。
小川菜摘、夫・浜田雅功とのケンカ
一方、ダウンタウンの浜田雅功さんを夫に持つ小川さんに中村さんは「意外とそういう面白いケンカの例はありそうじゃない?」と質問。
小川さんは「(夫が)関西弁なので、関西弁で早口で言われるといまだに(何を言っているのか)聞き取れないんですよ」と浜田さんとのケンカ事情を明かしました。
小川:
年も取ってきているからどんどん(夫の)滑舌も悪くなってきている。仕事のときはハッキリしゃべっていますよ。でも家の中ではもう60歳のおじいちゃんなんで(笑)
早口で『○※△×…』って言われて、『え?』って聞くと、『だから○※△×…』ってまた言われて、それでも分からない。
また『え?』って言うと『もうええわ!』って言われるんですよ。それがもうむかつくんですよ!すごく!
中村・榊原:
ハハハハハ(笑)
小川:
(夫から)『耳が悪いんか!?耳鼻科行け!』って言われてイラとしますね
と、浜田さんとのケンカを明かしました。
さらに浜田さんとのケンカのエピソードは尽きず、「私が先に家を出ちゃうので、(夫に)『おかずを作っておいたので冷蔵庫にあるからご飯と一緒に電子レンジでチンして食べなよ』って言ったのに(夫から)メールが入っていて、『何もおかずないから卵かけご飯食べたわ!』って来た。
『いやいやいや冷蔵庫におかずあるって言ったよね!?』って言ったら(夫が)『あっ!…』と、言って。(夫はおかずを)チンしている間に他のことやっていて、おかずのことを忘れているんですよ!家に帰ったら温め終わったおかずが電子レンジに残っていた」と、浜田さんの驚きの行動を明かしました。
そんな浜田さんの行動に中村さんは「それは一言で言うと…老化だよね(笑)」と笑うと、小川さんもすかさず「老化なんです!」と同調し、榊原さんと3人で笑い合っていました。
(『ボクらの時代』 2024年5月5日放送より)