名水の地・秦野の休耕地でホップ栽培 歌手・立石純子さんらが取り組み 夏以降に収穫、地ビール展開も

休耕地にホップを植える立石さん(右)ら(提供写真)

 秦野市のランドマーク、弘法山の裾野にある休耕地(同市曽屋)を再生し、にぎわいを創出しようと、はだのブランドアンバサダーで歌手の立石純子さんらが、ビールの原料となるホップを栽培している。

 休耕地でのホップ栽培を皮切りに、地ビールへの展開をはじめ、野菜や果物の植え付け、収穫体験を通じた地域の活性化を目指す。順調に育てば夏以降の収穫を予定している。

 4月21日の植栽には協力企業など24人が参加し、3種類のホップの苗を約10アールの畑に植え、弘法山展望台までのごみ拾いにも汗を流した。

 立石さんは「新たなご縁と活動が始まった。たくさんの人が訪れて交わるエネルギーが、明るい未来を期待させてくれる。今後の活動を一緒に楽しんでもらえたら」と話していた。

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