新緑の季節を迎え、若葉が茨城県茨城町中石崎の涸沼自然公園を彩っている。みどりの日の4日は朝から多くの家族連れが訪れ、子どもたちの歓声が響いた。
園内中央にあり小川が流れる「せせらぎ広場」や、同広場に架かる長さ75メートルのつり橋「イトトンボ橋」の周辺には、モミジやクヌギなどの落葉樹が茂る。鮮やかな黄緑色の葉が輝き、木漏れ日が差した。
同日は各地で気温が上がり、子どもたちは元気に駆け回ったり、虫取り網を手に生き物を探したりして楽しんでいた。
家族4人で訪れたという同県笠間市下郷、会社員、宇佐美俊裕さん(39)は「緑が豊かで、青々とした若葉に初夏を感じる」と話した。
