【NHKマイルC予想印まとめ】GⅠ馬2頭による一騎打ちムード アスコリピチェーノが本命3つで僅かにリード

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GⅠ馬2頭による一騎打ちか

2024年5月5日に東京競馬場で行われるNHKマイルC(GⅠ・芝1600m)。今年はクラシック初戦を好走したアスコリピチェーノ、ジャンタルマンタルの2歳GⅠ馬が揃って参戦。GⅠ馬2頭が激突するのはレース史上2回目と、例年以上の激戦が予想される。SPAIA予想陣6人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

本命印の数はアスコリピチェーノが3つ、ジャンタルマンタルが2つ。大方の予想通り、一騎打ちの構図となった。

アスコリピチェーノを指名したのは3名。東大HCは前走タイム差に着眼しての推奨だ。過去10年で「前走0.2秒差以内の負け」は【4-5-5-29】複勝率32.6%と好成績で、なかでも桜花賞組だと【1-1-0-2】というデータを提示した。また「桜花賞は4コーナーでのJ.モレイラ騎手の好判断に屈した感が強く、世代の中でトップレベルの実力であることに疑う余地はない」とも述べた。馬券としては本馬を1着に固定して勝負する構えだ。

一方、血統解説を連載している坂上明大氏や京都大学競馬研究会はジャンタルマンタルを本命に推す。京大競馬研は、過去10年で「上がり4位以内」の馬が【8-7-7-18】勝率20.0%、複勝率55.0%、単勝回収率229%、複勝率回収率416%と優秀なことから、高い瞬発力を持つ本馬を高評価した。また「今回のメンバーでも随一のタフな追走力とキレのある末脚を併せ持ち、400mの距離短縮でやや後方寄りの位置取りが想定され、展開面では恵まれる」とし、川田騎手に勝負を託す。

編集部・ゲンはディスペランツァを推奨。当レースは差し有利傾向であることから末脚自慢の馬を中心に予想。マイル転向後の2戦で、上がり3F33.1、32.4と抜群の末脚を見せており、キレ味はGⅠ級と評価する。ほか4名も印を回しているように展開次第では怖い存在だ。本命以外ではボンドガール、ノーブルロジャーに複数の印が入っている。いずれも重賞で二度の好走歴があり、押さえておきたい。

AI予想エンジンKAIBA
◎アスコリピチェーノ
◯ボンドガール
▲ノーブルロジャー
△ディスペランツァ
×ジャンタルマンタル

京都大学競馬研究会
◎ジャンタルマンタル
◯アスコリピチェーノ
▲ゴンバデカーブース
△ディスペランツァ
×ダノンマッキンリー
×ロジリオン

東大ホースメンクラブ
◎アスコリピチェーノ
◯ジャンタルマンタル
▲ボンドガール
△ディスペランツァ
×アルセナール
×ゴンバデカーブース

坂上明大(血統分析)
◎ジャンタルマンタル
◯アスコリピチェーノ
▲ノーブルロジャー
△ボンドガール
☆ウォーターリヒト

門田光生(データ予想)
◎アスコリピチェーノ
◯ノーブルロジャー
▲ディスペランツァ
△ボンドガール

編集部(ゲン)
◎ディスペランツァ
◯アスコリピチェーノ
▲ダノンマッキンリー
△ジャンタルマンタル
×アルセナール
☆ロジリオン



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