【新華社北京5月5日】立夏は二十四節気の7番目で、夏の最初の節気となっている。風が暖まり昼の時間が長くなり、緑で覆われた山に蜂や蝶が飛び交い、カエルやセミの鳴き声も聞こえてくるこの時期、気温は徐々に上昇する。
この時期人々は中国医学で「燥熱」に属する食べ物を控え、果物や野菜、雑穀などを積極的に取るようになる。江南地方の人々は「三新」を味わう。「三新」とはサクランボ、青梅、麦のことを指す。
体重を量ることは単に体の健康観察をするためだけではなく、平安と健康への願いを表している。各家庭ではこの日、母親が大きなアヒルの卵を選んで煮た後に色彩豊かな模様を描いたり、ネットに入れて子どもの首に掛けたりする。卵の形は心臓に似ていて、夏の卵を掛けると子どものやる気が損なわれないとされる。
