つるぎ町一宇の山中で遭難の男性 発見 一人で登山「道に迷った」と通報【徳島】

5月4日午後、つるぎ町一宇の山の中で登山をしていた徳島市の男性が道に迷い、警察と消防が捜索に当たっていましたが5日午前、無事に発見されました。

男性が遭難したのは、つるぎ町一宇にある八面山の山頂から南に約900メートルの山の中です。

警察によりますと、4日午後4時半ごろ、徳島市の介護士の40代男性から「登山口から山頂に向かっていたが、途中、目印が無くなり、道に迷った」と110番通報がありました。

警察と消防が捜索にあたり、4日は男性の声が聞こえる範囲まで接近しましたが、発見できず、午後7時40分にいったん捜索を打ち切りました。

5日は午前8時半から約20人体制で捜索を再開し、午前10時すぎに山の中にいた男性を発見しました。

男性にけがはなく、衰弱もしていません。

男性は、4日午後2時ごろからひとりで登山をはじめ、20分ほどで道に迷ったということです。

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