古くなったふきんも使いまわすエコ技も、20~40代の女性がやっている「キッチン周りの再利用」【完全版】

汚れても捨ててしまうのはNG!?(photoAC)

限りある資源を無駄にせず、有効利用する、持続可能な世界を作るための取り組みがSDGs。その考え方が世の中のスタンダードになってきたため、家庭でも何かしようと考えるが「実際になにをしたらいいの?」という人も多いはず。そこで本サイトでは20~40代の女性100人に「キッチン周りの再利用」についてリサーチ。「したことがある」と答えた人は73%、「ない」という人は27%という結果だった。ここでは「したことがある」と答えた人たちに、どんな再利用をしているかについても聞いてみた。

「古くなったふきんの使いまわし」「キッチンペーパーの使いまわし」「ジッパーバッグの再利用」「洗剤の有効活用」など。

食器拭きに使ったふきんは、古くなったらそのまま捨てずに掃除に活用できる。

「キッチンダスターは食器を拭いて捨てる前にコンロや換気扇周りを拭く」(36歳/女性)

「古いふきんを小さく切って食器洗いの際の汚れ取りに使う」(49歳/女性/総務・人事・事務)

「食器拭きをテーブルのふきんにして、汚くなったら、コンロまわりや換気扇まわりに使用してから捨てます」(34歳/女性)

「使い捨てのふきんは捨てる前にキッチン周りの掃除をする」(45歳/女性/主婦)

■丈夫な備品は繰り返し使う

野菜を拭いたり、揚げ物の油切りなどに使うキッチンペーパーだが、あまり汚れていないキッチンペーパーをそのまま捨ててしまうのはしのびない。また最近は、丈夫なキッチンペーパーも多いので、吸い込ませた水分を絞ってまた使うこともできる。

「食材、野菜などの水気を切ったキッチンペーパーを、ちょこっと拭き掃除に使う」(44歳/女性/総務・人事・事務)

「コストコのキッチンペーパーは乾燥した状態で使い、汚れたら汚れをゆすいでから濡れふきんとして数回掃除用として使う」(49歳/女性/主婦)

食品などを入れるのに使うジッパーバッグも、冷凍や加熱に耐えられる丈夫なつくりのものが多く、何度か使うという人もいた。

「ジッパーバッグは使った後、生ゴミ入れに再利用」(42歳/女性/主婦)

「ファスナー付き保存袋を洗って再利用」(44歳/女性)

食器洗い洗剤は油汚れに強いため、食器洗いだけではもったいない。洗剤を使い切ったボトルに水を入れて使えば、残りの洗剤も無駄にならない。

「中性洗剤を水で薄めてスプレーボトルに入れて対害虫退治。下手な殺虫剤より効く上にこちら側に害もあまりないので重宝している」(34歳/女性)

「落ちにくい汚れのついた複数の食器は、洗剤がついた液につけこみ、その液を何度か使い回す」(32歳/女性/学生・フリーター)

他にも「使った後のアルミホイルは重ねてはさみで切り、はさみがよく切れるようにする」(48歳/女性/総務・人事・事務)、「飲み終わったあとのお茶のティーパックでお皿の油汚れなどを取ってから捨てる」(45歳/女性)、「紙袋を最後に生ごみ入れとして使用」(36歳/女性/金融関係)、「を拭くためのタオルを洗濯カゴに入れる前にキッチン全体を拭く」(23歳/女性)、「肉や魚などを購入した際に汁漏れ防止に利用したビニール袋を、使用済みオムツ入れとして利用してから廃棄」(39歳/女性)、「卵の殻を干して細かくして、研磨剤にする」(47歳/女性)、「野菜の根っこを水につけておいて芽が出てきたときに使うことがある」(43歳/女性)など、さまざまなアイデアがあった。

■「キッチン周りの再利用してる?」
1位 している 73.0%
2位 していない 27.0%

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