ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地５月４日、本拠地でのアトランタ・ブレーブス戦に２番・指名打者で先発出場。今季８号本塁打を含む５打数３安打２打点の活躍で、11対２の勝利に大きく貢献した。
大谷は第１打席は三振に倒れたものの、第２打席で快音を響かせた。３回、先頭打者として打席に入った大谷は、相手先発ブライス・エルダーの145キロのフォーシームを強振。高々と舞い上がった打球はライトスタンドに着弾した。この８号ソロで、大谷はデーブ・ロバーツ監督を抜いて、ドジャースの日本生まれ選手として最多となる８本のホームランを記録。球団史にまた新たな１ページを刻んだ。
大谷は４回の第３打席でも、１死一、二塁の場面でレフト前への適時打を放ち１打点をマーク。３試合ぶりのマルチヒットを記録すると、第４打席は左飛に倒れたものの７回の第５打席では中安打でこのひ３安打目の猛打賞をマークした。
試合は、ドジャースが２回にマックス・マンシーの６号２ランで先制すると、３回に大谷のソロアーチで追加点。さらに４回にも打者９人の猛攻で４点を挙げ、７-１とリードした。ドジャースは、７回にもマンシーにこの日２本目となる７号ソロが飛び出し、３点を追加。マンシーは８回にも、この日３本目となる８号本塁打も放ち、結局ドジャースが11対２で勝利を収めた。
６年連続地区優勝の強豪ブレーブスに連勝したドジャースは、３連勝で依然サンディエゴ・パドレスに4.5ゲーム差をつけてナ・リーグ西地区の首位を守っている。
構成●THE DIGEST編集部
