現地時間５月４日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地で行なわれたアトランタ・ブレーブス戦に「２番・DH」でスタメン出場し、第２打席で６試合ぶりとなる今季８号ソロを放つなど５打数３安打２打点をマーク。沖縄生まれのデーブ・ロバーツ監督の７本を抜き、日本出身選手の球団最多本塁打記録を更新した。
２対０と２点リードで迎えた３回無死走者なしの場面だった。相手先発右腕ブライス・エルダーと対峙した大谷は、２球目の90.2マイル（約145.2キロ）のフォーシームを捉え、右翼スタンドへ運んだ。打球速度103.4マイル（約166.4キロ）、打球角度34度、そして飛距離392フィート（約119.5メートル）を計測する豪快弾だった。
指揮官超えのどでかい一発をドジャース公式X（旧ツイッター）が映像で公開すると、日米のファンからは「なんて特別な瞬間だ！」「ドジャースの伝説」「奇跡だ！こんな記録を出せるのはショウヘイしかいない！」「監督も嬉しそう」「それにしてもすごい打球音！」「リハビリ中じゃないのか？」「本当に素晴らしい」といった称賛のコメントが相次いだ。
ドジャースはブレーブスを相手に11対２で勝利して３連勝を決めた。次戦は、現地５日にドジャー・スタジアムでジェームズ・パクストン（ドジャース）とマックス・フリード（ブレーブス）が投げ合う予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
