大谷翔平の“ポルシェ贈呈”に意外な仕掛け人 取材で真相明かす「ワトソンさんがやったらと…」

第2打席に今季8号ソロを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

8号で監督の記録を抜いた大谷、前日に行ったプレゼントが話題

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地で行われたブレーブス戦の3回に今季8号ソロを放ち、デーブ・ロバーツ監督と並んでいたドジャースの日本生まれ選手の通算本塁打記録(7本)を抜いた。試合前には、指揮官にポルシェのミニカーという粋なプレゼントをしていたことが判明。試合後のインタビューでは、その意外な仕掛け人を明かした。

「ワトソンさんがやったらどうだと言っていたので」

大谷は、プレゼントのアイデアはどこから出たのかという質問に、笑いながらこう答えた。地元放送局「スポーツネットLA」公式X(旧ツイッター)が試合後の囲み取材の模様を公開。その中で同局の人気女性レポーター、キルステン・ワトソンさんが真の仕掛人だと明かした。

大谷は3日(同4日)、ロバーツ監督にプレゼントを贈った。ポルシェのミニカーだ。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者のX(旧ツイッター)では「日本生まれの選手の最多本塁打記録を更新することを予測して、監督に車(ミニカー)を購入」と伝えられていた。

大谷は「クルマが欲しいと言っていたので。本人も喜んでもらってよかったと思います」とコメント。取材にはロバーツ監督がミニカーを手に“乱入”する場面もあり「これが私の車だよ!!」「私のオフィスにはお似合いなんだ!!」と嬉しそうに高笑いしていた。

大谷のユーモアセンスが発揮された格好だが、今後も同じようなプレゼントはあるのかという問いに「そうですね。笑ってもらうのは好きかなと思うので。何かあればまたやりたいと思います」と継続をほのめかしている。

昨年12月には、背番号「17」を譲ってくれたジョー・ケリー投手の妻アシュリーさんに、本物のポルシェをポンとプレゼントして話題となった。指揮官に実車は贈らないのかという質問には「ワールドシリーズ勝てたら考えます」。自身最大の目標へ向かって、ニンジンをぶら下げていた。

THE ANSWER編集部

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