チェルシーがナポリのオシムヘン獲得へ動き出す…ルカクを含めた大型オファー提示か

写真:昨季セリエA得点王のオシムヘンの去就に注目だ©Getty Images

チェルシーはナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン獲得に向けて、ナポリと最初の接触を図ったという。イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じている。

昨夏にビジャレアルからニコラス・ジャクソンを獲得したものの、チェルシーはさらなるFWの補強を強く噂されており、オシムヘンの獲得を目指しているようだ。

ディ・マルツィオ氏は「ヴィクター・オシムヘンに興味を持っているのは、パリ・サンジェルマンだけではなく、チェルシーも最初の接触を行った」と語っており、今夏は2チーム間での争奪戦が繰り広げられるという。

オシムヘンは2023年12月に、2025年6月まで結んでいた契約を1年延ばした2026年6月までの契約を締結。契約延長を果たしたが、この契約には契約解除金が設定されており、今夏に退団するための契約延長と見られていた。

オシムヘンには1億2000万ユーロ(約198億円)と言われる契約解除金が設定されているため、チェルシーは9000万ユーロ(約148億円)に加えて、現在ローマにレンタル中のロメル・ルカクと若手選手も取引に組み込むと予想されている。若手選手に関して具体的な名前は明かされておらず、ディ・マルツィオ氏はイタリアU-21代表MFチェザーレ・カサディを推測している。

またディ・マルツィオ氏は、現在ユベントスのU-23チーム(Next Gen)のスポーツ・ディレクター(SD)を務めるジョバンニ・マンナ氏が、ナポリの次期SDになることを明かしている。昨夏マンナ氏は、ルカクのユヴェントス移籍を望んでいたようで、今夏はナポリへの迎え入れを画策するという。

長らくメガクラブ移籍が噂されたオシムヘンと、イタリアの水が合うルカク。金銭を含めた大型トレードは実現するのか、今夏の去就に関心が集まる。

© 株式会社SPOTV JAPAN