ヤマシタトモコの年の差同居譚『違国日記』TVアニメ化決定 アニメーション制作は朱夏

テレビアニメ『違国日記』ティザービジュアル(C)ヤマシタトモコ・祥伝社/アニメ「違国日記」製作委員会

ヤマシタトモコによる漫画『違国日記』のテレビアニメ化が決定。ティザービジュアルとPVが公開された。アニメーション制作は『夏目友人帳』シリーズなどを手掛けた朱夏が担当する。

『違国日記』は、人見知りな小説家・高代槙生と、その姉の遺児で両親を事故でなくした田汲朝の年の差同居譚。「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて2017年7月号より連載が開始され、2023年7月号で完結した。「マンガ大賞 2019」第4位、「このマンガがすごい!2024」オンナ編 第5位、ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2023」コミックランキング第1位などを獲得。実写映画化も決定しており、監督に瀬田なつき、主演に新垣結衣・早瀬憩を迎え、2024年6月7日より全国ロードショーされた。

アニメーション制作は『夏目友人帳』シリーズなど人気作を手掛ける朱夏。メインスタッフも発表され、監督は大城美幸、構成・脚本を喜安浩平、キャラクターデザインを羽山賢二、音楽を牛尾憲輔が担当する。

解禁されたティザービジュアルに描かれているのは、「ちがう国の女王の王座のかたすみで眠る」という原作1話での印象的なモノローグとともに、灯を消した暗い部屋の中でパソコンに向かい執筆に没頭する槙生と、布団に入りながら槙生の横顔にスマホのカメラを向ける朝。PVには、共に孤独を生きる槙生と朝の日常が映し出されており、2人の同居生活の一幕を垣間見ることができる。

テレビアニメ化発表に際し、作者のヤマシタトモコは「私がこの世で一番驚いていますがなんとアニメになります」とコメントを寄せている。

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