メーデー連休、明代の街並みに多くの人出 中国山西省

メーデー連休、明代の街並みに多くの人出 中国山西省

1日、大勢の観光客でにぎわう太原古県城。(太原=新華社配信)

 【新華社太原5月5日】中国の労働節(メーデー)5連休(1~5日)は今年も観光がピークを迎え、人気の目的地の中でも古い街並みを巡る「古城」(中国で『城』は都市を指す)ツアーが引き続き注目を集めた。山西省太原市の旧市街地にあたる太原古県城風景区でも初日の人出が4万人を超えた。

 太原古県城は明の洪武8(1375)年に建設され、現在は国家級観光レジャー街区に指定されている。面積は約0.8平方キロで、石の基礎の上に、れんがの長手(長辺)と小口(短辺)を交互にかつ段違いに積む「梅花丁」と呼ばれる工法で築いた城壁が四方を囲み、古風さと質朴さ、威厳を備えている。

メーデー連休、明代の街並みに多くの人出 中国山西省

2日、太原古県城を訪れた人たち。(太原=新華社記者/陳志豪)

 連休中には「太原秧歌(ヤンコ踊り)」や獅子舞など同省の伝統文化を披露したほか、県衙(けんが、王朝時代の県庁)の無料開放や熱気球遊覧、トレンドマーケットなども行われ、訪れた観光客が古城の景観を楽しみ、伝統文化と現代的要素の融合を感じた。

 古城には79の文化財建築がある。うち49カ所が市指定の歴史的建造物で、文廟(孔子廟)は全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に指定されている。

 太原古県城風景区の担当者によると、連休中は省外からの観光客が比較的多く、期間中の観光客数は30万人以上を見込む。(記者/陳志豪)

メーデー連休、明代の街並みに多くの人出 中国山西省

2日、大勢の観光客でにぎわう太原古県城。(太原=新華社記者/陳志豪)

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1日、大勢の観光客でにぎわう太原古県城。(太原=新華社配信)

メーデー連休、明代の街並みに多くの人出 中国山西省

2日、大勢の観光客でにぎわう太原古県城。(太原=新華社記者/陳志豪)

メーデー連休、明代の街並みに多くの人出 中国山西省

2日、大勢の観光客でにぎわう太原古県城。(太原=新華社記者/陳志豪)

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2日、太原古県城を訪れた人たち。(太原=新華社記者/陳志豪)

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2日、太原古県城を訪れた人たち。(太原=新華社記者/陳志豪)

メーデー連休、明代の街並みに多くの人出 中国山西省

2日、太原古県城を訪れた人たち。(太原=新華社記者/陳志豪)

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