張本智和 フルゲームを制し、妹・美和に続いて初戦突破【卓球 サウジスマッシュ】

サウジスマッシュ2024<5月1~11日/サウジアラビア ジッダ>

5日、男子シングルス1回戦で張本智和(20=智和企画/世界ランク9位)がプツァル(28=クロアチア/同48位)をゲームカウント3-2で下し、2回戦に進出した。

今年3月に行われたシンガポールスマッシュでは中国選手に敗れてベスト16に終わった張本。優勝を目指す今大会の初戦は、197cmの長身から繰り出すパワーボールが武器のヨーロッパ選手との対戦。

第1ゲームは相手のバックサーブに若干苦しんだものの、スピーディーなバックハンドで得点を重ねて張本が先制。

しかしやや受け身になった第2ゲームは相手にバックドライブで攻め込まれ、ゲームを落とすと、第3ゲームも相手のペース。プツァルの鋭いチキータ、バックドライブを止めることができず、ゲームカウント1-2とリードを許す。

追い込まれた第4ゲームは相手のフォアサイドを突きつつ、積極的にフォアハンドで回り込んで攻めのプレーを見せた張本が奪い、2-2のタイに戻す。

最終第5ゲームは、粘り強くバックハンドを入れて8-4とリードを奪うが、そこから9-9に追いつかれる。しかし最後はフォア前のサーブで2本連続のサーブエースを奪って、張本が勝利をあげた。

続く2回戦は、松島輝空(17=木下グループ/同34位)対イム・ジョンフン(27=韓国/同25位)の勝者と対戦する。

<サウジスマッシュ2024 男子シングルス1回戦>
張本智和 3-2 プツァル(クロアチア)
11-5/9-11/6-11/11-7/11-9

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