帰宅が遅くなり、猫を起こさないように家に入った結果 けなげすぎる光景に心が和む

そーっとそーっと入ったはずなのに…そこには1匹の猫がおったんじゃ…

帰宅が遅くなった飼い主さんを待ち構えていた、猫ちゃんの表情がX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@pomusan_cat」さん。

当ポストには2024年4月23日時点で2万7000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその実施費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

小さいはずなのに「圧が凄かった」

「帰宅が遅くなったので猫を起こさないようにそーっと家に入ったら待ち構えてた!小さいはずなのに圧が凄かったです…。」

そんなコメントとともに投稿されたのは2枚の写真でした。Xでたくさんの注目を浴びているのは、猫の女の子「ポム」さん。

写真には部屋の入口で「ちょこん」とお座りするポムさんの姿があります。

この日、飼い主さんは帰宅が遅くなり「猫ちゃん達を起こさぬように」と配慮して、静かに家に入ったそうですが……。

飼い主さんの予想とは裏腹に、ポムさんは帰宅する飼い主さんをけなげに待っていたのでした。お行儀よくお座りするポムさんですが、注目したいのはその表情。アップで見てみると……?

何か言いたげな「横目」が心をくすぐる

【写真2枚目/全3枚】圧!の顔アップ!なんか視線があってないようですが?(笑)

カメラに視線を送っているのかと思いきや、ポムさんは横に視線を送り、なにか言いたげな面持ちを見せていました。「遅かったね」といった具合の不満げな表情。かわいい「圧」を感じる姿が愛らしいですね。

【写真3枚目/全3枚】しまちゃんとポムさん。文句なくかわいい。

そんなポムさんの姿に癒された人は多いようで、ポストには多くの反響がありました。コメント欄には「顔が『遅い』って言ってる…」「拡大してみると横目なんですね(笑)」「愛おしすぎじゃ!」といった声が続出しています。

@pomusan_catさんはこのほかにも、Xにてポムさんや同居猫「しまちゃん」の日常を公開中です。癒しが溢れる写真ばかりなので、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

帰宅が遅くなったので猫を起こさないようにそーっと家に入ったら待ち構えてた!小さいはずなのに圧が凄かったです…。 pic.twitter.com/6r1iYVVLXO

— ポムさんとしまちゃん (@pomusan_cat) April 8, 2024

ペットの不妊・去勢手術の実施率は?どのくらいの費用がかかる

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。

猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている

【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む

  • 不妊・去勢の手術を受けている :78.8%
  • わからない:7.5%
  • 手術を受けていない:13.7%

【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041

  • 不妊・去勢の手術を受けている :55.3%
  • わからない:4.8%
  • 手術を受けていない:39.9%

調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。

不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差

続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。

日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。

  • <不妊手術> 猫去勢:1万2500円(中央値)
  • <不妊手術> 犬去勢:1万7500円(中央値)

個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。

不妊・去勢手術は、飼い主が責任をもって考えよう

犬や猫に、子供を産ませるつもりがない場合、また、もし生まれてきても、その小さな命に責任が持てない場合は、飼い主が不妊・去勢手術をすることが大切です。

また、子供が生まれたものの、もし飼うことができない場合は、新しい飼い主さんを見つけるなど、最後までその命に責任をもちましょう。

命ある動物の一生について、その面倒をみる覚悟が必要ですね。

ポムさんの名前の由来は「りんご」

さて、投稿のご紹介に戻ります。

投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――出会いのエピソードを教えてください。

初めて会った時にビビッときて、家族になることを決めました。

――お名前の由来はありますか?

ポムさんの名前はりんごが由来です。名前の響きが合っているので決めました。しまちゃんは模様が縞々だからです。

――普段はどのような子ですか?

ポムさんは寂しがりやです。ずっと一緒にいたいタイプなので私(兄)が消えると鳴いちゃいます。

しまちゃんは甘えん坊です。特に私の妹のことが大好きです。でも、甘えるところを見られるのが嫌なのでわざわざ妹の部屋に行って甘えてます。

――自慢のポイントは何ですか?

とても可愛くて懐いてくれているところです。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @pomusan_cat
  • YouTube 「ポムさんとしまちゃん / ねこべや。」
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
  • 公益社団法人 日本獣医師会「小動物診療料金」

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