「今日の結果で分かる」地元メディアが遠藤航に“納得”。トッテナム圧倒に貢献→お役御免後、リバプールは別チームに

現地時間5月5日に開催されたプレミアリーグ第36節で、遠藤航が所属する3位のリバプールは5位のトッテナムと本拠地アンフィールドで対戦。4-2で3試合ぶりの白星を挙げ、逆転優勝へのわずかな望みを繋いだ。

遠藤航はいつも通りアンカーで先発。相手エースのソン・フンミン潰しや果敢なインターセプトを披露したのに加え、絶妙なサイドチェンジでモハメド・サラーの先制点をプレアシストした。

また、4-0となり、遠藤と同じく主力のアンドリュー・ロバートソンをお役御免とした後に猛反撃に遭い、2失点したことからも、その存在感の大きさが改めて証明される結果となった。

【動画】遠藤航がソン・フンミン潰し!さらにその後も…日本代表のキャプテンがトッテナム戦で躍動
地元メディアはまずまずの評価を下しており、『Liverpool ECHO』は採点記事で6点を与え、「序盤は試合のペースに苦しんだが、先制点で重要な役割を果たし、自信を深めた」と尻上がりのパフォーマンスを称賛。さらに『Squawka』は7点を付けたうえで、背番号3とアンカーの前任者であるファビーニョ(現アル・イテハド)と比較し、こう綴った。

「レッズの練習場で初めて顔を合わせた時、ユルゲン・クロップ監督はエンドウに『君が必要だ』と言った。今日の結果を見れば、この日本代表がファビーニョの後を難なく継いだ理由が分かるだろう」

今季の残りはアストン・ビラ、ウォルバーハンプトンとの2試合。日本代表のキャプテンは好パフォーマンスを継続してプレミアリーグ1年目を締め括れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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