大谷翔平リーグトップタイの9号2ラン 変化球強振でバックスクリーンへ2戦連発

緩い変化球をバックスクリーンまで運んだドジャース・大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース・大谷翔平(29)のバットがまた火を噴いた。5日(日本時間6日)のブレーブス戦(ドジャースタジアム)の初回、四球のベッツを一塁に置き「2番・DH」大谷が初対戦の左腕・フリードの真ん中に入ってきたカーブを呼び込んで強振。打球はセンター方向に高々と上がり、バックスクリーンに飛び込んだ。

会心の一撃に右手を突き上げてガッツポーズを決めた。この時点でナ・リーグトップのオズナ(ブレーブス)に並ぶ2試合連続の9号2ラン。打球速度167・9キロ、飛距離125・6メートルの大谷らしい豪快なアーチだった。

さらに2回の第2打席では二死走者なしから158キロのフォーシームを逆方向に弾き返し、右寄りに守っていた三塁手・ライリーの左をあっという間に破ってマルチ安打。相手のスニッカー監督も「大谷はレベルが違う」と脱帽するしかない。

前日にロバーツ監督の持つ日本出身の球団本塁打記録を抜き去り、この日も2試合連発の活躍でチームを勢いづけた。

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