【盛岡・ダイヤモンドカップ】フジユージーンが無傷の7連勝…村上忍「どこまで成長するのか楽しみ」

5月5日、盛岡競馬場で行われた11R・ダイヤモンドカップ(M1・3歳・ダ1800m)は、村上忍騎乗の1番人気、フジユージーン(牡3・岩手・瀬戸幸一)が快勝した。4馬身差の2着にオオイチョウ(牡3・北海道・小国博行)、3着に2番人気のエドノバンザイ(牡3・浦和・宇野木博)が入った。勝ちタイムは1:52.8(良)。

1着 フジユージーン
村上忍騎手
「今回も強かったと思います。初めて戦う相手がいましたが、フジユージーンの力を発揮することだけを心がけました。前半は力んでしまって、なだめるのに手間取りましたからね。今後、試行錯誤するところだと思いました。折り合いがついたのは1000m過ぎたあたり。あとは後ろから来てもいいように最後の脚は残しました。次走にどのレースを選択しても2000mが舞台。あと1ハロン延びても対応できるように騎乗しました。ファンの期待も高い馬ですし、自分もどこまで成長するか楽しみです」

瀬戸師「次走はじっくり決めたい」

瀬戸幸一調教師
「前半、気負いすぎましたが、折り合ってからはしっかり走ってくれたので安心しました。前回(スプリングカップ)を使った後の体調管理が難しいところがありましたが、追い切りで動いたので不安なくレースへ向かうことができました。今回、初めての距離でしたが、まったく問題なかったので今後1ハロン、2ハロン延びてもやれる手ごたえをつかみました。次走については1週間ほど時間をください。馬の状態とも相談しながら、じっくり決めたいと思っています。」

フジユージーン 7戦7勝
(牡3・岩手・瀬戸幸一)
父:ゴールデンバローズ
母:デザイナー
母父:スウィフトカレント
馬主:富士ファーム
生産者:村上牧場

【全着順】
1着 フジユージーン 村上忍
2着 オオイチョウ 石川倭
3着 エドノバンザイ 和田譲治
4着 パンセ 山本聡哉
5着 エスケンドリーム 岩本怜
6着 サクラトップキッド 高橋悠里
7着 コンバットスプーン 菅原辰徳
8着 サンエイキャノン 高松亮
9着 セイフェミニン 坂口裕一
10着 クルトゥルン 阿部英俊

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