人気カードゲーム「ギョっと」長崎編制作 タチウオなど長崎県の魚アピール 20日までCF

「ギョっと」海釣り編を体験する来場客=長崎市、みらい長崎ココウォーク

 長崎県長崎市の一般社団法人「トムテのおもちゃ箱」は、魚釣りの人気カードゲーム「ギョっと」の初のご当地版として、長崎編の制作を進めている。資金をクラウドファンディング(CF)で5月20日まで募集中。
 「ギョっと」は、点数が付いた魚と釣り道具、釣り場のカードを使い、2~4人で楽しむゲーム。自分の釣り場と道具を選び、駆け引きしながら魚を獲得する。海釣り編と川釣り編を販売中で、対象年齢は4歳以上。
 同法人が、水産資源に恵まれた本県の魅力を子どもたちにも伝えようと企画。制作会社の協力を得て、制作を始めた。魚のカードは専門家の助言を受けながら、漁獲量の多いタチウオや、国内の養殖生産量1位のトラフグなど本県ならではの魚を選んだ。釣り場も県内の場所が登場する。
 20日、同法人が同市茂里町のみらい長崎ココウォークで開いたボードゲームの体験会でも、来場客にPR。髙野幸恵代表理事は「四季を通じておいしい魚が食べられるのは、長崎ならでは。子どもたちにも魅力あるまちだと知ってほしい」と話した。CFはレディーフォーのサイトで実施している。

© 株式会社長崎新聞社