ソフトバンク・和田毅が今季一軍初先発 19.2イニング連続無失点中の日本ハム・北山亘基と対決

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左手マメの影響で出遅れた和田毅

ソフトバンクのベテラン43歳左腕の和田毅が、6日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)で今季初先発する。

プロ22年目を迎えた今季は、開幕直前の3月26日ウェスタンリーグ・広島戦(タマスタ筑後)で左手マメの影響で3回途中に緊急降板。内定していた4月2日のホーム開幕戦での先発を回避した。

その後は二軍で調整を進め、3試合に登板。直近に登板した4月27日の阪神戦(タマスタ筑後)では、7回112球を投げて6安打12奪三振2失点の快投で復調ぶりをアピールした。そこから中8日で今季初の本拠地マウンドに上がる。

日本ハム戦には昨季3試合に先発して、1勝2敗、防御率7.42、被打率.302とあまり相性は良くなかった。万波中正に6打数2安打、松本剛に7打数3安打など、特に右打者に打ち込まれていた。今日の登板でも右打者をいかに打ち取るかが好投のカギを握るだろう。

現在チームは貯金10で首位を快走している。その勢いを背に、今季初の一軍マウンドに上がるチーム最年長。開幕直前に思わぬアクシデントに見舞われたが、ベテラン左腕にはその出遅れを取り戻すような投球を期待したい。

2試合連続零封中の北山亘基

一方、日本ハムの先発は北山亘基。今季ここまで4試合に先発、4月20日のロッテ戦(エスコンF)でプロ初完封勝利を挙げるなど2勝0敗、防御率1.29、奪三振率10.29をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も3度記録するなど安定感抜群の投球を見せている。

前回登板した4月29日のオリックス戦(エスコンF)では、7回116球を投げて6四球と制球に苦しむも4安打無失点と粘りの投球。白星こそつかなかったが、チームの勝利に大きく貢献した。そこから中6日で今日の登板に臨む。

今季ソフトバンクとは4月11日(北九州)に1度対戦し、5.2回106球を投げて3安打4四球で3失点。序盤に制球の乱れから失点するも、3回以降に許したランナーは四球による1人だけ、10個の三振を奪う力投を見せていた。

その一戦から現在19.2イニング連続無失点中。前回対戦の反省を糧にスコアボードにゼロを並べ、3試合連続の零封なるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
楽天・荘司康誠-オリックス・曽谷龍平(楽天モバイル)
ロッテ・種市篤輝-西武・髙橋光成(ZOZOマリン)

【セ・リーグ】
DeNA・A.ジャクソン-ヤクルト・石川雅規(横浜)
中日・梅津晃大-巨人・横川凱(バンテリンドーム)
阪神・大竹耕太郎-広島・T.ハッチ(甲子園)



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