クロップ監督が強烈ミドル弾のエリオットを称賛「並外れた選手」右サイドのユニットも高評価

写真:トッテナム戦で1G1Aのエリオット

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグ第36節トッテナム戦で活躍したイングランドU-21代表のハーヴィー・エリオットに賛辞を送っている。

現地時間5月5日、リヴァプールはトッテナムとの一戦に臨み、4-2と快勝し、3試合ぶり勝利を祝った。この試合では右IHに入ったエリオットが存在感を示した。前半から攻守に躍動すると、50分にコーディ・ガクポの得点をアシスト。さらに59分には、得意の左足を振り抜きゴール左隅にミドルシュートを突き刺した。

クロップ監督は試合後、イギリス『BBC』のインタビューに応じ、1G1Aを記録したエリオットを「並外れた選手だ」と賛辞を送り、21歳のエリオットの成長を喜んでいる。

「まだとても若く、非常に優れた選手だ。モー(モハメド・サラー)が負傷していたり、アフリカネイションズカップに参加していた時、彼は最高の選手の1人だった。彼のゴールは格別だった。誰もがさらに自信を深める瞬間を必要としている。まさに今の彼は、いい時を迎えており、それ(今日の得点)は間違いなく助けになるだろう」

「ハーヴィー(エリオット)にとって素晴らしい試合だったし、素晴らしいゴールだった。試合中は『いいシュートだ』と思うだけだったが、試合後に見返すとスペースが残っていなかったのに、彼はまさにゴールすべきところに蹴りこみ、最高のゴールを決めた」

今季のリヴァプールは主力陣に相次ぐ離脱があったものの、エリオットは公式戦全試合にスカッド入り。交代出場も多いものの、公式戦全56試合で出番がなかったのは5試合だけと、機転の効く選手として躍進のシーズンを過ごしている。

またクロップ監督は、この試合でコンビを組んだサラー、エリオット、トレント・アレクサンダー=アーノルドの右サイドの連携について言及し、トッテナム戦での高パフォーマンスを評価している。

「モーとハーヴィーの右サイドは機能していた。トレントもこの役割を果たし、中央のプレーがうまく整ってるのを理解し、右サイドに留まる選択ができていた」

© 株式会社SPOTV JAPAN