フォークトリオ「NSP」一関でコンサート デビュー50周年記念

NSPの初期の楽曲を演奏する平賀和人さん(左)と高橋ジョージさん

 一関高専出身のフォークトリオ「NSP」のデビュー50周年を記念した「NoSP(ノーエスピー)コンサート」は5日、一関市の一関文化センターで開かれた。メンバーの平賀和人さん(70)=花巻市出身=とTHE虎舞竜の高橋ジョージさん(65)が当時の音色を再現した。

 代表曲の「夕暮れ時はさびしそう」や「さようなら」など20曲を演奏。心に響くノスタルジックなメロディーとメンバーの物まねを交えた軽快なトークで、会場は笑いと感動に包まれた。

 同日はグループのメンバー故・天野滋さん(一関市出身)の誕生日で、観客が一体となってバースデーソングを歌った。コンサート中盤に佐藤善仁市長がステージに上がり、2人をいちのせき大使に任命した。

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