中国国際サービス貿易交易会の会場で、生活関連サービス大手の美団が展示した自動配送車。（2023年9月3日撮影、北京＝新華社記者/魏夢佳）
【新華社北京5月6日】中国工業情報化部はこのほど、全国の一定規模（主要業務の年間売上高2千万元、1元＝約21円）以上のインターネット・関連サービス企業の第1四半期（1～3月）の事業収入が前年同期比11.9％増の2兆8020億元だったと発表した。伸び率は1～2月と横ばいだった。利益総額は13.8％増の3188億元で、伸び率が2.3ポイント上昇した。事業収入は2桁増を維持し、利益総額は小幅増となり、情報技術サービスなどの分野の収入も良好な増加基調を示した。
輸出額は3.3％減の115億6千万ドル（1ドル＝約153円）、下げ幅が1～2月より3.0ポイント拡大した。
京津冀地域（北京・天津・河北2市1省）の事業収入は18.9％増の7226億元で全体の25.8％を占め、伸び率が全国を7.0ポイント上回った、長江デルタ地域（上海・江蘇・浙江・安徽1市3省）は8.3％増の7812億元で27.9％を占め、伸び率が1～2月より3.0ポイント縮小した。
事業収入上位5省（自治区・直轄市）は、北京市（19.0％増の6555億元）、広東省（12.5％増の5153億元）、江蘇省（8.2％増の3449億元）、山東省（12.5％増の2842億元）、上海市（17.0％増の2219億元）で、合計額は2兆218億元に達し、全国に占める割合が1.5ポイント上昇の72.2％となった。
